バンドと会場限定販売のCDを紹介するコーナー

マンスリーフライヤー 2019年1月号から、バンドにインタビューを掲載しています。


第2回目のバンドは、広島の、いや、ニッポンの「歩行者天国」です!!
歩行者天国は、2/22の主催ライブをもって、解散することが決まっています。
広島のバンドシーンには欠かせない存在の彼らにお話を伺ってみましょう。

[L→R]
Vo. 渡辺稔 オブ ザ ライジング / Dr&Cho 竹中スポーツ店オイス Ba&Cho ネバーエンディング加藤 / Gt&Cho エドモンド木村

どんなに辛くても生きていくことを諦めてはいけない。
生きていれば必ず笑顔になれる幸せな瞬間がやってくる。
その想いを胸に広島市内を中心に全国で活動中。
感情のままに行う激しいライブパフォーマンスを武器に、
観るものに「生きることの素晴らしさ」を訴えかける。



* 歩行者天国は、何度もメンバーチェンジを繰り返しても稔くんがいれば解散することはないと思って
いたんですが、今回、解散を決めた経緯をお聞きしてもいいですか?

渡辺(Vo.) : 15年、歩行者天国として活動してきてメンバーも数多く変わってきました。
その都度その都度、一生懸命やってきたんだけど。正直、自信が持てないライブや、メンバーに対して、
不安になるライブも経験しました。そんな中、今の、俺、エドモンド、ネバエン、スポーツの4人体制になり。
初めてと言っていいほど、100パーセント自信をもって「最高」と思えるライブが出来るようになって。
これが!これこそが!俺の理想の歩行者天国だ!!と思えるようになったんだよね。そして。
「今のメンバーが一人でも抜けるようなら、歩行者天国は、終わりにしよう」と思うようになりました。
そして、オイスの脱退が決まったので。
ならば歩行者天国を終わりにして、また新しく、最高だと思えるバンドを作ろうって思ったんだよねー。
その方が、明るい気持ちで。純粋に、バンドを楽しめると思ったからね☆まぁ、そんな感じです!

* * 応援しているみなさんの反応は、いかがでしたか?
渡辺(Vo.) : やっぱり、さみしそうな感じはありましたねぇー。新しいバンドするって言ったら、
少し安心しても、もらえましたが‥。やっぱり、自分たちが考えているよりも重く受け止めてくれる
んだなって感じて。改めて、お客さんたちからの愛情を再認識したし。これからのバンド活動で、
ちゃんと良いものを見せて、ちゃんと返していかなきゃと思いましたね。

* 15年の活動の中でたくさんの曲がありますが、みなさんそれぞれの
「歩行者天国の代表曲」といえば何ですか?

渡辺(Vo.) : 「チンパンジー」ですねぇ。
正直、作った時は、まさかこんなに歌い続ける曲になるとは思ってませんでした。(笑)

加藤(Ba.) : 15年という歴史の中で僕が知っている曲っていうのも限られてくるとは思うんですが、、、
僕が思う代表曲は「ミュージックスーパーマン」ですかね!!
アレンジも変えたりもしながらやり続けている曲で、ホコ天といえばこういうバラード曲が多いのも
特徴かなーと! あと、毎回どこでも照明で夕焼け空を作ってもらっているのですが、その光を
浴びるのが好きだったりします笑なんかテンション上がるんですよね!笑

木村(Gt.) : 被ってしまって申し訳ないんですが、僕も「チンパンジー」ですね!
まだメンバーじゃなく、大学生のブルーハーツのコピーバンドだった頃(おそらく8〜9年前)に
歩行者天国と始めて対バンした時には既にやっていた記憶がある曲で、この曲が好きだったので
歩行者天国に入ったと言っても過言ではないかもしれません!
5年前に加入が決まって、初めて弾けるようになったのもチンパンジーでしたしね!
音源としても僕が入る前の無料配布版、ロマンチストの憂鬱のカップリング、そして一昨年のシングル
にもリメイクして収録してますし、時を超えた超ド定番代表曲と言えると思います!

オイス(Dr.) : 「ゾンビ」(* 1st mini album [明]収録 「もしも世界がゾンビに襲われたなら、
君は僕と星の駆けっこさえ観ることができない」の略称* )と悩むところでしたが、僕もやはり
「チンパンジー」の方が強いですね。耳に残りやすく、わかりやすいメロやフレーズが何年たっても
廃れないどシンプルで1番の名曲だと思ってます。

解散ということは、そんな名曲たちがライブで演奏されるのも最後になってしまうのかと思いますが、
2/22 解散ライブへの意気込みをお願いします.

オイス(Dr.) : 自分は歩行者天国というバンドを通じてたくさんの事を学び、たくさんの出会いがありました。 メンバー全員歳上でまだまだ未熟な僕を支え続けてもらいました。
今はほんとに感謝の気持ちしかありません。 この気持ちを2/22のライブで全て出し切ってメンバーにはもちろんのこと今まで応援してくださった方々に
恩返ししたいという気持ちでいっぱいです!最後までホコ天らしさを前面に出して頑張ります!

渡辺(Vo.) : いつも通り、200パーセント全力でやるだけですよ!!期待しててください!
でももう、骨は折らないように、気をつけますね☆(笑)

加藤(Ba.) : ホコ天としてのラストライブという実感があまり湧いてなくて、普段の主催と変わらず
MAX楽しむだけです!!最初から最後まで楽しいイベントになること間違いなしなので、
是非ともオープンからお越しください!!!!

木村(Gt.) : いつも通りやるだけです!とは言え、緊張しやすい性格なのでやっぱり多少気負う
ところは有りますけれどね笑
期待には絶対応えられると思います!!
僕らのライブはもちろんのこと、イベントとして最初から最後まで見所ばっかりですので、
どうぞオープンから来て存分に楽しんでください!!