南風とクジラ コラム

2018年8月から、唐突に「南風とクジラ」にマンスリーフライヤーにコラムを連載してもらうことにしました。



12月5日NEWシングル「日本チャチャチャ」発売決定!!

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'18年12月号 『ポイズン作詞道場』 担当 : みとうポイズン

最終回となりました、ポイズン作詞道場。
数少ない愛読者の皆様、ご愛顧いただきましてありがとうございました。
2018年、沢山の歌を書いてまいりましたが、2019年も懲りず、作詞道場は日々鍛錬に励み、
精進致す所存でございます。でござる。

それではiPhoneメモ、振り返って行きましょう!

▼「遺書ならば」
綺麗に生きれなくてよかったよ
もがき苦しめてよかったよ
歌を歌えてよかったよ
あんたと話せてよかったよ
恥の多い人生だったが
人を好きでいれてよかったよ
あんたが俺を忘れずに
ここでまた会えてよかったよ

これはね、最近気持ちの節目があって、知人の身の回りの不幸とかも多くて、自分もいつかおらんくなるのか
と思った時にメモったやつです。暗いね!
歌を生業にしようと日々鍛錬しとって、それは僕の中でとても幸せなことなんです。っていうことを僕の
身の回りの人はどれだけ理解してくれとるかはもちろん知らんくて。
で、例えば俺に不幸があってこの世からおらんくなったときに、俺は幸せだったよーって言いたいけど、
言えないじゃないですか。死人に口無しだし。
だから歌にして残しとけばダイレクトに伝えられるし安心安心。って事で書いてみようと思った曲です。
まあ死ぬときに携帯壊れちゃったら伝わらないけどね。暗いね!前向きな曲なんだけどね!

▼「真面目にやってるあんたの代わりに、不真面目にこうやって歌を歌ってる」
すげー自分勝手な解釈だな、これ。
たぶん、普段真面目に働いてる人がライブハウスに遊びに来てて、その人たちの休日を彩るために俺は
日夜歌を作ってて。
でもバンドなんかやってると「いつまで続けるの?」とか「いい加減真面目に働いたら?」とか言われるんよ。
うん。
要するに、不真面目に見られるわけさ、いや不真面目なところはあるかもしれんけど、それはみんなあるじゃんか。
真面目な時も不真面目なときもあるじゃん。でも「正社員」に比べて「ミュージシャン」って世間的には
不真面目なのさ。いやまあ言いたいことはわかる。俺は不真面目と言われて結構。
ただ、「真面目にやってるあんた」のたまの「不真面目」の時間を作るために俺は「不真面目」を
やってるんだよばーかばーか!って話です。自分勝手だね。

ちょっと短いけど、ポイズン作詞道場これにて終了。まあ実際は続くけど、コラム的には終了。
一人一人の人生観は一人一人の自由です。でも、たまには歌に自分を重ねて見たり、ちょっとした出来事を
言葉にしてみると、違う尺度の世界が見えてくるかもしれないね、文学文章人生はドラマチックでいけないね。

それではまたいつか、文面かライブハウスかでお会いできるのを楽しみにしとります。

南風とクジラの、みとうポイズンでした。


'18年11月号 『ポイズン作詞道場』 担当 : みとうポイズン

ジャズ進行と古今和歌集は誰一人理解できてないと思います。知らんけど。
こんちは、みとうポイズンです。
最近久しぶりに「初めて」を経験しました。歳を重ねるごとに「初めて」が少なくなりますよね。
「初めて」は一回きりしか体験できないからもっと大事にしようと思いました。真面目かよ。

さておき、今月もiPhoneの歌詞メモを振り返っていきましょう。

▼流暢に喋るブランドの手先に「また寄ります」って嘘をつく
そのまんまですね。福岡でラコステに入ったんですよ。で、しつこく纏わりつく爽やかイケメンに嫌気が
刺したんでしょうね。もう行かないです。

▼内弁慶
これはね、まず、内弁慶って言葉知っとりますよね?一応説明すると
家の中でばかり強がって外では意気地のないこと。そういう人。陰弁慶。(wiki参照)
なんですけど、要するにマイナスなイメージの言葉なんじゃけど、誰しも持っとると思うんですよね、
内弁慶なところ。そこを全面否定というか、批判したくないなー、って思ってメモった。気がする。

▼どうせお前も上原あいラバー
人気ナンバーワンAV女優の名前です。うえはらあい。人類皆バカ兄弟みたいなことを歌いたかったんよ。
で、共通点はなんかと、たどり着いた結論は、「男はみんなラーメン半チャンセットとカレーと上原あい
が好き」でした。基本的に男はバカで、それが良い。ってことが言いたかった故のワード。

▼音楽は人生の目次 たばこは句読点 酒は改行
これは絶対なんしらの曲に入れたい文言で、まあ意味はそのまんまなんじゃけど
思い出話とかしよるときに、そんとき好きだった音楽とかがふと過るんよね。
みんなはどうかわからんけど、逆も然りでそんとき好きだった音楽を聴いたら当時のことを思い出したり。
音楽は、目次みたいなものだと思ったんよ。
で、たばこは、節目節目に吸うもんだと思っとって、一息いれよう、みたいなアイテム。だから句読点。
お酒は、1日の終わりだったりに飲んで、また明日って感じで、改行。
人生は一冊の本みたいな考えが素敵じゃなーって思って書いた一節です。
キーポイントは全て嗜好品ってところ。

あれ?今回真面目じゃない?ポイズン作詞道場以来初の真面目じゃない?
まあたまには、真剣な部分も見せつつってことで。作詞の修行は一生そのものです!
どんどん書くよ!またね!


'18年10月号 『ポイズン作詞道場』 担当 : みとうポイズン

こんにちは、こんばんは、やあどうも。南風とクジラでギターを弾いてお歌を歌っております。
みとうポイズンです。

最近はありがたいことにバタバタとした状況が続いております。
それは制作だったり、ライブだったり、色々なんじゃけど、どれも駆け回る日々であります。
首も回しすぎて580度は回ったんじゃないかな。ノミの手も借りたい。いっそ殺して。ンァー!状態。

そんな中、ポイズン作詞道場はもちろんフル営業。忙しいときこそ浮かぶアイデアの波、
いや濁流の中から原石を探す作業に没頭しております。
没頭しすぎて迷子にもなってます。
とうとうアイデアメモに「魔法少女☆」って書いてあるの発見しました。

作中ではどうやら、うちのベーシストはっとり共和国が魔法少女になるけどアホの子なので魔法が
使えない設定らしいです。「ステッキで撲殺☆」って歌詞を見つけた時は流石に作業を中断して
仮眠をとったよ。それはだめだよ。疲れてんだよ。

「休日、雨男」っていうメモを見つけた時は悲痛を噛み殺しました。シンプルに可哀想。
いやまあ俺のことなんじゃけど。可哀想。この可哀想さをギャル風にいうと「ヤバ」

そんな感じでちょっとまともな文章が最近は思いついてないよ(▪u▪)イェイ(▪u▪)って感じの
作詞道場でした。毎日頑張って生きような。
またお会いしましょう。どろん。


'18年9月号 『ポイズン作詞道場』 担当 : みとうポイズン

おはよう、こんちは、こんばんは。
南風とクジラのボーカルギター、みとうポイズンです。
この間、日々の疲れで気が狂ったのかわかりませんが、食欲減退色カレーを作って
キャッキャしてました、みとうポイズンです。

グッロ。

さてポイズン作詞道場、第2回を開催いたします。拍手!めでたい!クラッカーパァン!
ゆる〜〜く、やっていきましょうね〜〜。
まずはこの曲。

「ラグジュアリー・デルタ・サマー」

早朝の街角、夏の終わり
過去を惜しまずにはいれない匂い
一生ものだわ あの熱帯夜
手に入れた時からどうでもよくなった
「先輩、アタシ、恋できていますか?」
愚劣な問いに、先輩言う
「君と重なり合った時、夏の過ちに気づいたよ」
ラグジュアリーデルタサマー
こんな夏、君はどう?優勝したい?
無様に仰向け 開く幹線 垢抜ける夏
ラグジュアリーデルタサマー
地産地消情事 一夏に喘ぐ魔
夏に溶けるか寝襲に融けるか
好きな方、選んでよ 夏くらい

上記がラグジュアリーデルタサマーの一番歌詞となっとります。
ラグジュアリーデルタサマー。
直訳すると、ラグジュアリー「贅沢な」デルタ「三角州」サマー「夏」
つまり、「夏に起こった贅沢な三角関係」
と捉えるのが一般的な見解です。
でもね、違うんよ。
これは意訳で「夏休み中の田舎の贅沢」
の意です。何故そうなるかは、ナイショにしとこう。
プライバシーがやばいから、気になったら聞いてね。

で、この曲は、「同じ高校に通っていた憧れの先輩と一度だけ起きた性的不祥事」の曲です。下衆だね。
説明しすぎてもあれじゃし、あとは君の想像にまかせろり。

作詞って、本当に自由で楽しいんよ。あ、いや本当に自由っていってもNG出たら書き直しじゃけど、
ある程度好き勝手言えるんよ。
例えばそれがフィクションであれノンフィクションであれ、自分のこと、人のこと、
自分が〇〇だったら、あの子が〇〇だったら、なんて、組み合わせは自由自在。
ビルゲイツを貧乏にしてもドラゴンが3回回ってニャンって言っても許されるんですよ。
それなら、とびきりの物語を作らなきゃね。損だよね。
体験に追憶するより、消化して、昇華して、ストーリーを色付けてあげて、初めて作品だと思うのさ。
体験記より、物語を。いや、体験記もいいけど、最近の趣向は物語ってだけ。

なんだか長々してきたので第2回ポイズン作詞道場はこれにて終幕!次回はあるのか否か!お楽しみに!



'18年8月号 『ポイズン作詞道場』 担当 : みとうポイズン


こんにちは、南風とクジラというバンドでボーカルギターを担当しております、
みとうポイズンと申します。
よろしく。イェイ。
何でも書いていいと言われ託されたこのコーナー、真に個人的なコーナーとして一角を支配するぜ。

さて、僕は南風とクジラで作詞作曲を担当しとるんじゃけど、そのせいか毎日毎日24時間365日楽曲を
製作する脳みそに昇華されております。その製作過程のドジやらなんやらのお話をさせてちょ。

@ 最近「雨に唄えば」という曲を書いたんじゃけど、まあもちろんその時雨が降ってたんですね、
まあまあ強いかな、くらいの雨。
「あー雨にも情緒があって芳しいなあ」とか思ってのんびり書きよったらね、
最近の大雨の序章雨だったらしくてね、不謹慎なんでボツにしました。こんなに降るなよ。
情緒もへったくれもねえわ。
「水位が上がればなる警報は溜め込みがちなお前を模している」という歌詞がボツの決め手だわ。

A 基本的にマイナスの感情から作るのが得意なんじゃけど、それに加えて日本語が大好きじゃけえ凝って
しまいがちなんよね。
「ビーバップ・デバ」って曲を作ったんじゃけどね、出だしの歌詞が

「一色一行無悲中道 虫の居所は宙へ
目立ったワンショット決めたいならお好きなバーへどうぞ
経緯は知らないが完飲帰蝶が道理
知らん半兵衛決め込むつもりでもそいつまでは飲めんよ」
いや伝わらん伝わらん。これは流石に凝り過ぎたわ、伝わらんぞ。読めるかどうかも危うい上に
四字熟語を勝手に作るなや。
辞書引いても載ってねえわ。でも言葉遊びは楽しいからやめられない止まらない。日本語は綺麗だよね。
漢字って最高。
理解してくれる人はマジラブ。

B「この言葉いいな」っていうのを思いついたり、会話の最中見つけるとiPhoneにメモする癖が
あるんじゃけど、たまにメモを見返すと、まあ理解できん文章があるんよね。自分で書いたくせに。
例えば

▼「スイカは虫の味 キュウリは河童の味」
キュウリは河童の味……いやわからんわからん…河童の味…?

▼「川辺を飛ぶ白い鳥、名前も知らん鳥、綺麗だったな」
歌詞書く気あんのかよ…鷺だよソレたぶん…

▼「終電ないの?大丈夫?キメラのつばさ使う?」
ドラクエやり込まんと理解できん文章で遊ぶのは絶対にやめとけ…!

みたいな感じにね、大概こういうメモは酔っ払って書いてる気がしてきたよ。
そんな感じで第一回ポイズン作詞道場は終わりを迎えます。突然のお別れです。
脈絡のなさは己の未熟ゆえ、許せ。
最後に、最新で作った「マリーゴールド」という歌詞を載せとく。興味湧いたら、読んでちょ。


【マリーゴールド】
幾つ花びらを数えても非生産的
好き嫌い好き嫌い好き
頭じゃわかっている性格も
去勢された犬のよう
私の好きな花オレンジ色
あなたの好きな花特に無し
共通点も接点もほぼゼロ
何輪めの花が散る
あなたがいてもいなくても
私がいれば散るマリーゴールド
何千輪の花も吹雪くように
咲くマリーゴールド 散るマリーゴールド
幾つ花びらを集めても
非生産的に散るマリーゴールド
何万も脳内で散る愛
それでもかき集めて、ああまた後悔

あくでもせくでもなく清潔癖で甘い
好き嫌い好き嫌い好き
傍目じゃ見抜いている絶望も
何輪めの花と散る
私はあなたが好きでした
あなたの為に散るマリーゴールド
何京輪の束が枯れても
咲くマリーゴールド 咲くマリーゴールド
幾つ花びらが燃ゆるとも
枯れ花に水をやり根が腐る
何万も脳内で散る愛
はたまたかき集めどああまた後悔

「別れの悲しみと、変わらない愛」
オレンジ色に黄色の模様
ゆっくり枯れた 綺麗に枯れた
私はあなたが好きでした 嗚呼